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ラクロスの起源

ラクロスの起源は17世紀にさかのぼります。当時、北米のインディアンが闘争訓練のために行っていたものを、フランス系の移民が発見し、それをスポーツ化したものです。また、インディアンが使用していた道具が、僧侶の持つ杖(Crosse)に似ていたことから「La-Crosse」と呼ぶようになりました。意外にもフランス語なのです。
 
女子ラクロスは、フィールド12人のプレーヤーが自由にかけまわり、ボールをゴールまで 運んで点を競い合います。ポジションは、フィールドのセンターラインを境に、攻(オフェンス)・守(ディフェンス)に、ほぼ分けることができます。試合時間は、前半25分、後半25分。間に10分間のハーフタイムがあります。

 
ボールは、クロスの網の部分に入れて運びます。といっても、クロスのポケットはボールがすっぽりと入るほどには深くありません。そのまま走るとボールが落ちてしまうので、クレードル(英語で「ゆりかご」)と呼ばれる動作でクロスを振りながら、その遠心力でボールを運びます。

オフェンスの見所

オフェンスは、多彩なスティックワークとチームプレイで、ディフェンスをかわし、相手ゴールを狙います。
攻め方は、大きく、ファーストブレイク(速攻)とセットプレー(遅攻)に分かれ、グラウンドを広く使ったパス回し、個人の突破によって自陣から一気にシュートまで持ち込むファーストブレークは、スピード感に溢れ、オフェンスの華です。セットプレーでは、ゴール裏を使ったサインプレーも見所です。

ディフェンスの見所

ディフェンスは、ボールを持っている選手のスティックをチェックしたり、相手のパスをカットして、ボールを奪い、味方のオフェンスにつなげます。特に、複数の選手が声をかけあい、連携して、相手選手を追い込み、ボールを奪うシーンは見所です。

ゴーリーの見所

ゴーリーは、ゴールを守る最後の砦。
高い俊敏性、冷静な判断力、強い精神力が求められ、時には、ゴールサークルを飛び出し、パスカットを狙うこともあります
。また、ボールをセーブしたあとの、素早いロングパスは速攻の起点となります。