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4回生への想い

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こんにちは。
3回生トップバッターを務めさせて頂くりょうです!

年に一度回ってくるブログ。今年は何を書こうかと思って、4回生のブログを一気に読みました。なかなか聞けない4回生の思いを読んで、気づいたら涙が溢れてました(笑)
ということで、私は4回生への思いをここで綴ろうと思います。拙い文章ではありますが、
読んで頂けたら嬉しいです。


コロナによって、何もかもが崩された2020年。みんなでラクロスをする時間を奪われ、最終的には今年の目標であったAllTOPさえも奪われました。

学生日本一を目指せなくなったと聞いた時は、ある程度覚悟はしていたけど、それでも、頭が真っ白になりました。悔しかったです。でも、それと同時に「来年じゃなくてよかった、自分らの代じゃなくてよかった」とほっとしてしまった自分がいました。


「自分の代で日本一になる」


この部活にいる誰もが思うことだと思います。

毎年日本一を目指すけど、ラストイヤーでの日本一に懸ける想いは必ず特別です。この目標のため、同期と日本一になる瞬間を迎えるために、4年間の大学生活をラクロスに捧げたといっても過言ではありません。

実際にその目標を一瞬にして奪われた4回生の気持ちは、どれだけ考えても、私たちには分からないと思います。でも、そう簡単に立ち直れないくらい、辛くて残酷なことだということは明らかです。想像するだけで胸が苦しく、張り裂けそうです。

今シーズンが始まった2月。これからの1年に胸を弾ませながら、All TOPという目標を設定しました。あの日の4回生は、全員の目が輝いていて、この1年間に対する熱い想いを感じました。

キックオフ.jpg
(今シーズンキックオフ時の写真)

私は、今年春主将を務めさせて頂きました。だからこそ、シーズンが始まる前から、本幹部3人の今年にかける強い想いを近くで見てきました。
去年、学生日本一を達成できなかったからこそ、チャレンジリーグ優勝を達成できなかったからこその、AllTOPに懸ける思いが伝わってきました。

幹部陣の熱い想いを肌で感じていたからこそ、4回生のことを思うと、胸が苦しいです。次々に入ってくる試合中止の報告を聞く度に、ショックを受けると同時に、4回生の姿が脳裏に浮かんでいました。

でも、練習再開の日、笑顔でラクロスをする4回生がグラウンドにはいました。絶対苦しいはずなのに、モチベなんてどこにもないはずなのに、そんな姿を一切見せることなく、今までと変わりなくラクロスに打ち込む姿がそこにはありました。

そんな4回生が、今年の特別大会に向けて決めたこと。


それは、数少ない特別大会の内、2試合を2.3回生メインの試合にして、全員に15分以上の出場機会を与えること。


正直、意味が分かりませんでした。理解不能でした。今年、こんな状況にも関わらず、前を向き続けて1番頑張ったのは、誰が何と言おうと4回生です。これまで4年間の成果を、思う存分コートで発揮して欲しい。後悔することがないよう、4年間やり切ったと言えるまで、試合でプレーして欲しい。なのに、なぜそこまで技術も経験も未熟な後輩全員の出場に拘るのか。私たちには、まだ来年、再来年がある。今年しかないのは4回生だけなのに、今年私たち2.3回生がプレーすることに拘り続ける4回生のことが理解出来ませんでした。4回生のラクロスに対する想いは、それくらい小さなものだったのかと思った時もありました。それくらい、私たちには分からなかったんです。


1週間程前、私たち3回生は、4回生と話し合う機会を設けて頂きました。その時、初めて4回生からこの決断に至った経緯や決断に対する想いを聞けました。

試合中止の報告を受けた時の感情。
状況が変わる度に何度も回生mtgを重ね、何度も意見をぶつけ合ったこと。
その上で、色々な想いを踏まえてこの決断に至ったこと。
この決断に対しての不安。

これらを涙ぐみながら話す4回生を見て、初めて4回生の本当の想いを知りました。今まで、私たちに敢えて見せなかった姿や涙を見て、胸を打たれました。

そして、私たちの想いは変わりました。

4回生のこの決断を後悔させてはいけない。4回生に不安を抱かせたまま試合に臨んではいけない。この決断が正しかったと4回生に思って貰えるようなプレーや姿を見せなければならない。

例え、相手が全員4回生フルメンバーで来ようとも、2.3回生全員で必ず勝つ。1人1人が、今年やってきたことを必ずプレーで体現する。同志社の強さを見せつける。

4回生にこの決断をしてよかった、2.3回生を最後まで信じてよかったと言って貰えるように。


特別大会が始まるまで1ヶ月を切りました。まだまだやれることは沢山ある。後悔することがないよう、今シーズンを最高の形で終えることが出来るよう、日々精進します。

最高のために全てを尽くします。


長くなりましたが、最後まで読んで頂きありがとうございました。
次は、ラクロスを3年間愛し続けるいぶきです。きっと、ラクロスに対する熱い想いを綴ってくれるのではないかと思います!

それではいぶき!頼んだぞ!!

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このページは、同志社ラクロスが2020年10月 8日 12:56に書いたブログ記事です。

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