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選択に対する3年半越しの答え

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こんにちは!
みつきから紹介していただきました、歩くルールブックこと 、4回生MGのてんです。

この歩くルールブックという呼び名、凄く光栄なことだと思います。若干の複雑さを感じますが...。(笑)


ついにラストブログが回ってきました!同期が書くブログを読むと熱い気持ちが込み上げつつ、私は何を書こうとそわそわしながら最近を過ごしていました。(笑)
私は、みんなみたいに文章力がないので、だらけてしまう文になると思いますが、この4年間を振り返りながら、心赴くままに綴ろうと思います。ぜひ最後までお付き合いいただけたらなと思います!

私は3年と半年前、人生で1番大きな選択をしました。それは「同志社大学ラクロス部女子にスタッフとして入部する」という選択です。
もともと高校でラクロスをプレーしていましたが、その時達成することができなかった日本一という目標への未練がラクロスを続けることを決意させました。
プレーヤーよりもスタッフを選んだ理由は、組織力向上に関心があったこと、人の成長を見守ることが好きだったことです。また、幼少期からの膝の怪我により、プレーでは100%の力でチームに貢献できないと感じたことがスタッフを選択する上で1番大きかったです。
このようなバックグラウンドでスタッフになった私は、プレーヤーとスタッフのギャップに沢山苦しみました。何も貢献できていないと存在意義を見失っていた自分に、スタッフとしてできる無限の可能性と数えきれない選択肢に気付かせてくれたのは、憧れ追いかけ続けた先輩の背中でした。
以降、自身の活躍できる場所を模索し続け、気がつけば入部より3年半が経過していました。世界を舞台に活躍し、日々凄まじく成長する同期に置いていかれたくなくて、審判資格2級への昇級に挑戦したり、アナライジングの導入を取り組みました。学生日本一まで残り3週間、最後まで自分の持つ最大を利用し、自分の選べる最善を選択し、自分のできる最高を追求していきます。

スタッフリーダーとしてチームを引っ張る立場に立ち、始まったラストイヤー。
コロナ禍で再び練習に規制がかかった春、私たちはいつからラクロスをすることができるのか、どこまで目標を追えるのか、全国という舞台がなくなった昨年度が思い出されました。それでも私たちは「全員で学生日本一を獲る」という目標に向かい続け、みんなとラクロスを出来る日を待ち望み、トレーニングとミーティングを重ねる日々を過ごしました。規制が緩和されグラウンドに集合した時の高揚感は今でも鮮明に覚えています。新しく入部してくれた一回生と初めて対面し、21チーム73人の挑戦が飛躍した瞬間でした。
関西リーグ戦が開催されること、全国大会が行われることが決定、開催のために動いてくださった、ラクロス協会、学連、関係者の皆様には感謝の気持ちでいっぱいです。
あっという間に過ぎていく日々、目まぐるしく変化する環境の中で、自分の無力さを突き付けられることが多かったです。何もできない、状況を変えられない自分に憤ること、悔しくて涙を流してしまうこともありました。背中で語ろうとか、憧れられて頼りになる4回生でいようとか思ってる時期がありました。しかし実際は、情けない姿を見せることが多く、頼りになりすぎる後輩に助けられ、背中を押してもらうことばかりでした。それでもついてきてくれた、支えてくれた後輩のみんなありがとう。
リーグ戦が開幕し試合を行う度、ラクロスできる毎日が、みんなで戦うことができる試合数が、減っていくことを身に沁みて感じました。先日行われた関西リーグ戦ファイナル3決勝戦に勝利し、全国大会へ、私たちが目指した舞台への切符を手にしました。やっとここまできた、やっとスタートラインに立ったという思いが強かったです。
他チームの同期が次々と引退していく中、目標を目指しラクロスをするという、3年半続けた当たり前の毎日を送れてることを噛み締めて、残りの日々を過ごしていきたいです。


あと3週間で「同志社大学ラクロス部女子のスタッフになる」という、3年と半年前に私がした選択への答えが出る時が来ます。
スタッフになった事を後悔することはない?プレーをやりたくはならない?とよく聞かれます。もちろんプレーしたいと思ったこと、数え切れないほど沢山ありました。今でもグラウンドでクロスを握っていることがあります。しかし、スタッフを辞めたいと思ったことは一度もありませんでした。強くてかっこいい同期と、可愛くて頼もしい後輩と、目標に向かい1番近くで共に駆けることができる私は本当に幸せ者です。

少しでも長くみんなのカッコいいプレーが見たい、少しでも長く可愛いスタッフの後輩とチームを支えたい、少しでも長くグラウンドにいたい、少しでも長くみんなとラクロスをする当たり前の毎日を過ごしたい。この一年、持ち続けたこの想いは、色褪せることはなく、より濃くなっていきました。

最後の瞬間まで、全力で駆け抜けようね!
そして、全員で日本一を獲ろうね!

関西制覇(トロフィー).jpgのサムネール画像
(関西制覇の瞬間)

次にブログを書いてくれるのは、TRゆうです!私にはないものを沢山持ってるゆうは、本当に頼りになる私の相棒です。私たちが思い描いたラストイヤーにはならなかったけど、それでもゆうは私の、チームの支えです。
それではゆう、素敵なラストブログなをお願いします!

ゆう (てんラストブログ).jpgのサムネール画像
(大きすぎるリュックを背負う、ゆう)

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このページは、同志社ラクロスが2021年11月 8日 14:30に書いたブログ記事です。

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